&Capital

News Release

2023.05.31 and Capital 第三者割当増資実施 出資金 1億2,000万円 )につきまして

CEOからのメッセージ

&Capitalにご関心を寄せていただき、誠にありがとうございます。我々の社名は、“and”すなわち「と」の力を活用した資本を通じて達成したいビジョンが表現されています。それは、人間中心的なインパクト・エコシステムを共に創り、持続可能な成長とウェルビーイングを次世代へと繋げることです。

我々の “&” のパーパスとミッション

弊社が創立された意義は、繁栄“&”インパクトを意図する新たな投資の流れを同志と共に開拓して、今日よりも良い明日を実現させることです。そして、その流れはアフリカ“&”日本が共に創ります。メイド・ウィズ・ジャパンの精神により、官“&”民との連携によるグローバル・イニシアティブとして、アフリカのアーリー/グロース・ステージのスタートアップへのインパクト投資を実践します。

我々の “&” の投資アプローチ

我々が考えるインパクト投資とは、リスク(不確実性)・リターン(収益性)という二次元で判断する従来の投資“&”インパクト(環境・社会的課題解決)という三つ目の次元の価値判断を並立させた投資です。

我々は全ての投資判断に、将来キャッシュフローのような従来の財務分析 “&”インパクトモデルを価値創造の源泉として取り込みます。投資先に情報開示の重荷を課すことは意図せず、重要なインパクト測定値を企業価値のモニタリング・創造のKPIとして、投資先企業と協働しながら開発することに努めます。

我々は、アフリカ発あるいは日本からアフリカへ進出するアーリー/グロース・ステージのスタートアップへの直接投資 “&”アフリカにおけるインパクトファンドへの出資を行います。

我々の投資テーマは、ヘルスケア、食料安全保障(栄養、農業、等)、再生可能エネルギー、職業訓練、女性活躍などを含み、この全てについて、“&” ファイナンス、“&” テクノロジーをインパクトの達成手段とします。

我々は信頼できる“&”な関係性を現地パートナーたちと築くことで、パン・アフリカ投資を展開します。

我々の “&” のストーリー

我々の“&”の物語は始まったばかりです。ただ、この物語が始まるまで既に5年の年月が経っています。私は5年前から、ベンチャー・グロース投資界で活躍していた若手精鋭らと途上国向けの官民連携インパクトファンドの組成に挑んできました。我々のチャレンジは日本で前例の無いことであり、幾多の困難に直面しましたが、日本からアフリカへ、新たな直接投資の流れをつくるという課題を検討していた経済同友会アフリカPTと意思が合致したことでストーリー展開に勢いがつきました。

インパクトファンドの組成により日本からアフリカへ新たな資金の流れをつくるという経済同友会アフリカPTによる提言は、2022年8月にチュニジアで開催されたTICAD8でも披露され、アフリカ政府、開発金融機関らの首脳から好評を得ました。特にアフリカ開発銀行からは、TICAD8のフォローアップとして、11月に同行がコートジボワール・アビジャンで主催した「アフリカ投資フォーラム」に招かれ、アフリカの官民リーダーにインパクトファンドの構想と、その背景にある思いを広めることができました。また、この機会に、経済同友会とアフリカ開発銀行は日・アフリカのビジネス関係を強固にするための協働を確認する協力趣意書を締結し、インパクト・エコシステムの共創を目指すことに合意しました。

https://www.doyukai.or.jp/newsrelease/2022/221107_1048.html

TICAD8に先立って、経済同友会はアフリカPTの下に「アフリカ投資機構設立準備委員会」を設け、会員有志によってインパクトファンド構想の具体化・実現に向けた検討を行いました。その成果として、2023年1月6日に創業者2名により、弊社&Capital(商号 株式会社 and Capital)が創立される運びとなりました。今後、今春にアフリカPTメンバーを中心とする経済同友会の会員、会員所属企業有志による増資を予定しており、企業経営・法務に関わる経験豊富な経営トップレベルの社外役員体制で強固なガバナンスも保持しています。我々のファンドのファーストクローズは今春から初夏の運用開始を予定しております。

(注:投資運用の主体は&Capital(商号 株式会社 and Capital)であり、経済同友会は投資、運用会社の経営に組織として関与いたしません。)

我々の“&”ストーリーは始まったばかりです。しかし、アフリカにおけるインパクトの共創に参画いただけるパートナーと共に、偉大な物語へと展開することに期待しています。

Team

Ken Shibusawa
LinkedIn
渋澤 健
Ken Shibusawa

代表取締役CEO

1983年テキサス大学工学部卒、1987年UCLA経営学大学院でMBAを獲得し、1980年代後半からJPモルガン、ゴールドマンサックスなどでマーケット業務に携わり、96年に米大手ヘッジファンドのムーア・キャピタル・マネジメントへ入社、97年から東京駐在員事務所の代表を務める。2001年に独立し、戦略アドバイザリー会社のシブサワ・アンド・カンパニー株式会社を創業し、社会起業家支援にも取り込む。2007年に国内で長期的な株式投資を促すコモンズ株式会社を創業し(08年コモンズ投信株式会社に改名、会長に就任)、コモンズ社会起業家フォーラムおよびコモンズSEEDCapも運営。

2002年に経済同友会に入会し(04年から幹事)2012年からアフリカ関連委員会に所属(現アフリカPT副委員長)、2016年に同委員会の有志らとアフリカで起業する若手日本人を支援するEntre Africa Japon(アフリカ起業支援プログラム)を事務局として設置し、2022年まで実施。GSG(Global Steering Group for Impact Investment)国内諮問会議委員 を2014年の設立来から務め、また2022年に設立されたInternational Foundation for Valuing Impactの理事に就任。

他に、ブランズウィック・グループ シニアアドバイザー、肥後銀行取締役監査等委員、株式会社MICIN取締役、内閣官房「新しい資本主義実現会議」構成員、内閣官房健康医療戦略室「インパクト投資とグローバルヘルスに係る研究会」座長、金融庁「サステナブルファイナンス有識会議」構成委員、等複数の政府系委員会委員、ISSB(国際サステナビリティ基準審議会)議長特別顧問、UNDP(国連開発計画)SDG Impact Steering Groupメンバー、東京大総長室アドバイザー、成蹊大学客員教授、等に務める。著書に『渋沢栄一 100の訓言』、『SDGs投資』、『渋沢栄一の折れない心をつくる33の教え』、『銀行員のための「論語と算盤」とSDGs』、他。

 

Akira Satoh
LinkedIn
佐藤 哲
Akira Satoh

代表取締役CIO

2007年東京大学法学部卒業。

WHO(世界保健機関)のアフリカ関連公共広告を見て、「アフリカに対する支援」をしたい、という想いが小学生時代に芽生える。その慈善的な想いは、大学生時代に、「寄付・援助」に留まらない、「起業=雇用/生活の基盤構築」、「投資=雇用/生活の基盤拡張」によりアフリカに対する持続可能な社会的課題解決を目指す方向性に変化。「経済性を失わないアフリカとの共生」を自分のライフワークとすることを決意。

その第一歩として、金融を歩むことを決意。大学卒業後は、大和証券SMBC、UBS証券のM&Aチームに所属し、国内外の様々な業界のM&A案件に関与。

2012年から産業革新機構(現INCJ)に参画。参画当初から、国内の再編案件、海外企業の共同投資買収案件やベンチャー投資案件に関与。2016年以降は同社のベンチャー投資チームにて、大企業からのカーブアウトベンチャー案件を含むベンチャー投資に関与。複数の本邦ベンチャー案件にて、INCJ持分を日本の大企業に譲渡する形でEXIT。同じくEXITフェーズを担当したマイクロ波化学を東京証券取引所グロース市場に上場。

2017年から、新興国向けの本格的なインパクトファンド設立を目指し、渋澤と共にインパクト投資に関わる色々なネットワークを構築。アフリカで事業を行うスタートアップ、大企業、投資家と投資に係る可能性を模索。2022年より、経済同友会アフリカPTにおいて、アフリカ投資機構設立に向けたワーキンググループ及び設立準備委員会に参画し、株式会社 and Capitalを共同創設。

Corporate Profile

  • 社名

    株式会社 and Capital

  • 設立日

    2023年1月6日

  • 代表者

    代表取締役CEO 渋澤 健
    代表取締役CIO 佐藤 哲

  • 社外取締役

    岩井 睦雄(日本たばこ産業株式会社 取締役会長)
    志賀 俊之(株式会社INCJ 代表取締役会長(CEO)

  • 監査役

    小野 傑(西村あさひ法律事務所 オブカウンセル)

  • 事業概要

    (1) 投資事業組合の運営投資事業
    (2) 人材育成
    (3) コンサルティング業
    (4) その他上記各号に付随する事業

  • 住所

    〒102-0093
    東京都千代田区平河町2丁目4番5号平河町Kビル5階
    シブサワ・アンド・カンパニー株式会社内

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